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30日の深夜、明日の朝も早いが、ライバーのnoteに触発されたこともあり、使命感に駆られながら書く。

昨日は陸上競技場へ出向いた。あのスポーツ施設群に関しては横を通ることは多いものの、毎回通過するのみであった。

きっかけは英語のグループ目標で走るタイムを縮めることで合意したことに端を発する。怠いと思いつつ、積年の運動不足解消にもってこいだと半ば自分に言い聞かせる形で同調した。

 

午後3時あたりに腰を上げる。かごの中に無造作に放り込まれて積みあがった汚い衣類を洗濯したのち、ミルコアの飲み終わり容器に水を容れ、フェイスタオルともども裸で持ち出す。ちょうどよいサイズの小さなバッグがあったはずだが、実家に置いてきたらしく諦めた。タオルが汗まみれになることを考えるとやはりバッグは欲しかったと悔いることになる。馴染みのバッグも近々掃除せねば。

 

電気軌道は140円、どうせ帰りにも10円玉を多く要するので両替をしておく。電車に乗り込む時点で汗ばんでおり早くも不安が顔を出す。電停降りて電車に気を配りつつ地図を思い起こしながら進むと写真で見た通りの陸上競技場が現れる。競技シーンにはとても使えないが、市民の憩いの場として親しまれている様相である。最近では新幹線の計画上で再配置を検討されており、市民団体などが移転に反対したそうだ。

 

1周は、内側のトラックが400m、外側のアスファルトが600mとなっていた。あたりはシロツメクサに覆われ、トラック内部のフィールドの草は育成中のため歩いては行けない雰囲気であった。まずは様子を見ながら一周ウォーキングして、適当なところでランニング、というよりジョギングを開始した。周りの目があると、なんだか気恥ずかしさを覚える。運動のプロから見ると至らない走りや行動をしていないかなあ、などといらない心配をする。後半はそんなことどうでもいいぐらいに消耗し、眩暈が見えてきそうなふらつきを覚えた。旦過Tは水遊び後みたいに濡れ、すぐにミルコア水は空になった。熟練みのあるランナーを流し見しつつ、ふとスポーツウェアを買いたいと思う。自販機にめぼしい飲み物はないか探したが、特に惹かれるものはなかった。

 

帰りの電車のホームが道路を挟んで対角線上に位置していることを忘れて遠回りし、一本逃す羽目になり、次に来た新車両に乗った。汗だらけだし、タオルで拭くのははばかられた。自意識過剰かもしれないが、斜め前の中年女性から見られている感じがあった。多分臭った。

 

帰宅していろいろないろいろが弛緩するとバテが加速した。巷で水分だけでなく塩分補給が必要と聞いていたし、実際に体が求めていたので、思考停止で麦茶に塩を入れる。が、塩が多すぎて底に行くにつれて濃くなり飲めたものではなかった。そういえば粉のポカリがあるではないかと時間差で気づいて作る。次のランニングジョギングに活かせそうな失敗をしでかした。結果的に気づきを得られたのでよかったかもしれない。